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ピアノをオークションで売って発送するまでの流れをまとめてみた


知人から電子ピアノを頂きました。

家には既に2台の電子ピアノがあるのですが、3台あったら割と貫禄が出るだろうと何も考えずに頂いたものの、当家の最終決済者から設置の認可が降りず、しぶしぶ売却の意向と相成りました。



ピアノ買取業者に頼む
まず、買取業者様のお力を借りようと思い、「電子ピアノ 買取 ●●(地名)」で検索して、適当な業者に30件ほど電話。

電話してみて分かったことは、
・同じ業者が、微妙に違う電話番号やサイト名で複数サイトを運営している
・直近5年ぐらいの製造でないと買い取らない
という残酷な現実でした。

前者の件ですが、30件電話をかけ、同じ会社の同じ担当者が5回出てきました。下2桁が近いのならまだしも、フリーダイヤルになるとどうしようもないです。

後者については、売れやすいものしか買い取らないその根性が気に入らないというのが最初に出た考えですが、逆の立場だったらそうするのかなとも思います。

結局、どこも引き取りをしてくれず、一つだけ「15,000円で引き取らせていただきますよ?」と言って下さったところがあったので、せっかくなので15,000円払って引き取ってもらうワケにもいかないのでオークションに出品しました。



オークションに出品する
ピアノを発送した経験はないので、発送方法に福山通運の「ミニ引越し便」とクロネコヤマトの「ヤマト便」、「赤帽」を掲載。「落札後に一緒に考えましょう、引き取り大歓迎」みたいなニュアンスで載せました。

利益より処理優先なので、期間6日間で1円スタート、スタークラブ限定セールを設定して、3日目で初入札。土曜の20時にそれなりの値段で終了。落札頂いたのは四国の方でした。

結局、福山通運さんで発送をお願いしました。
土曜日の晩にオークション終了、日曜日にちゃっちゃと発送したかったのですが、日曜日は稼動していないという事で、初っ端から予定グダグダ。

月曜の朝、出先でドライバーから電話がかかって来て、「とにかくバラせ、話はそれからだ」みたいな事を言われて、家に搬送して来た時に鍵盤部分とスタンドを分離していたものを、昨晩わざわざ合体したことを心から後悔。

深夜に帰宅後、ピアノをチェックするとどうやらバラせそうなので黙々と解体。

次の日に、プチプチロールを携えた屈強な男2人が、ピアノをぐるぐる巻きにして持っていってくれました。翌日には届きました。スピードが早いです。以上です。




各社の特徴と金額
●福山通運の「ミニ引越し便」…計9,000円ぐらい
http://www1.fukutsu.co.jp/service/move.html#mini
鍵盤部分、スタンドも全部バラした状態で発送可能。バラさない、バラせない場合はピアノ業者を噛ましますとのこと。料金表の値段+3,000円で梱包してくれました。任意保険が+1,000円。梱包料についてはドライバーが適当に値付けしてる感がたっぷり。

特筆すべきは、着払いでも送れますとフリーダイヤルの人は言っていたのに、ドライバーとの話になった瞬間「できません!決まりです!前例がありません!」役所か!



●西濃運輸 引越し便…25,000円
落札者様がお調べしてくださりました。



●クロネコヤマトの「ヤマト便」
ダンボール等で梱包された「商品」のような状態である場合に適用可能。サイズ制限あり。布でくるんだり、裸の状態だと引越し扱いにされてガツンと料金が上がる。らしい。見積もりせず。
http://www.kuronekoyamato.co.jp/yamatobin/yamatobin.html



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