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ジブリの絵職人 男鹿和雄展に行ってきました。

展示内容に関しての話
美術ボードとかセル画とか、よく分からないのですがたくさんありました。
幻魔大戦
はだしのゲン
あしたのジョー2などの、パチンコでしか知らないような(失礼)歴史的モノから、
メインのとなりのトトロ
風の谷のナウシカ
紅の豚
平成狸合戦ぽんぽこ、
もののけ姫
おもひでぽろぽろ
猫の恩返し
魔女の宅急便 などなど。たくさん。他にもたくさんあると思います。


展示スペースに関しての話
お子様にも満足頂けるかと思っていたのですが、展示物の高さが意外と高い。
5~6歳の子供でも抱っこしないと見えないようで、子供には退屈そうでした。大人だけで行くことが可能な方には、是非ともそうした方が良いのではないかと思います。

なぜなら、ちょっと壁を触っただけで「作品はもちろん!壁にも触れないで下さい!!!」と監視員から激しい注意を受け、以後強烈なマークを受けるので、老若男女ストレスが溜まると思います。ガラスケースもアウトです。絶対に触ってはいけません。作品にはもちろん、ガラスケースにもお手を触れないようにしてください。

また、外はやたら寒いのに、中はやたら暑いのも負担となり、絵の前でぺちゃくちゃ喋って前に進まない奴らとか、おもむろに前に割り込んでくる奴らとか、そういうのもかなりのストレス要因です。土日祝日に子供連れで厚着で行ったとしたら、それはもう脳梗塞になっても仕方が無いレベルではないかと思います。

話は戻りますが、日高のり子さんやら(後は忘れた)の豪華キャストによる音声ガイドも有料で借りれるようなので、私は借りませんでしたがそういうのもおすすめだと思います。感慨深いと思います。一人で行く人向けでしょうか。



展示物に関しての話
個人的に一番アツかったのは、男鹿和雄氏の制作現場であったであろう「机」の展示。
白い机に、ポスターカラーとか筆とか、スケジュールの書かれた96年のカレンダーとか、貼られた空の写真とか、すごい良かったです。こういうのを見て描いてたのかーと勝手な想像もできたりして、テンション上がりました。よその職場とか、人の家とか、MdNにたまに出てくるゴテゴテの外人FLASHクリエイターの汚いオフィスに何が置いてあるのかくまなく探索するような人には最高におすすめです。

その横では、男鹿和雄氏がどういうプロセスで背景を描くのかが映像で紹介されています。22分ぐらいあったと思います。薄着で行って、時間のある方は是非ごらんになって頂ければと思います。下地のホワイトを刷毛で塗る作業の部分を3分ぐらい横目で見ていましたが、それでも何をしているのかよく分かりませんでした。絵心のない私にはどう転んでもできそうにありません。でも感動的でした。



トトロを折り紙で折れる話
最高にストレスの溜まる空間から解き放たれた場所で、トトロの折り紙が頂けます。
この折り紙には折り目ガイドが記載されており、その辺にある机にある折り方ガイドに従って折り進めるだけでなんと!トトロができあがります。トトロができあがった暁には、その辺にあるスペシャルジオラマセットに折り紙トトロを立たせて記念撮影ができます。フラッシュ撮影は禁止ですので、F値の明るいレンズ、あるいはフツーのコンデジを持っていかれると良いと思います。ちなみにF2.3の1/20でむっちゃアンバーでした。折り方ガイドは頂ける上にお持ち帰り可能ですので、欲しい方は貰っておいてください。



売店・お土産売り場での話
売店では、この男鹿和雄展の展示物が一覧になった本が2,800円で販売されておりますので、本格的に参考にしたい方は適当に展示物を流し見て本だけ買うのもありかもしれません。でも超本格的に参考にする方は、ポスターカラーの盛り上がり方とか実際の色の乗せ方の順番まで見るのでしょうか。確かに実際にはセルがかぶせてあったりするので、本では参考にならないのかもしれません。でもそういう本もありました。

ポストカードもたくさんありました。私はトイレ用に木の絵を1枚買いました。相方いわく、キャラクターがいないのであまり興味がないようでした。

念願の「こねこばす」もポストカードセットだけありました。これには感動しました。映像も拝みたかったところですが、ポストカードだけでも涙です。早く見たいです。こねこばすは一人乗りのようでした。

売店・お土産売り場での全体的な感想として、どんぐり共和国とは構成がかなり異なる感じです。当たり前と思うかどうかは主観の違いですが、普段アリオとかジャスコでどんぐり共和国に通い詰めているのであれば、商品構成の違いでも楽しめるのではないかと思います。同じものもありますし、違うのもあります。あまり説得力のない文章ですみません。



3びきのくま展に関しての話
男鹿和雄展が終わると、半強制的に3びきのくま展に繋がれるルート構成になっているのですが、これも是非ともごらん頂きたいです。中に入るとすぐ、「女の子」がお出迎え、大きなテーブルと大きな椅子、中ぐらいの椅子、小さな椅子、大きな皿、中ぐらいの皿、小さな皿などがあります。

「3びきのくま」を知らない前提で、「ぱんだこぱんだ」、つまり庵野秀明、安野モヨコ風に言うところの「ぱんこぱ」に造詣の深い方にはここで驚きがあると思います。私は驚きました。テンション上がります。

『パンダコパンダ』と『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』、両方のニュアンスがありますので是非ともじっくりご覧頂きたいと思います。チェブラーシカにしろ、3びきのくまにしろ、後にトトロに続く流れにしろ、こんなにソ連色だったのかと、不思議な感慨深さがあります。単純にすごいなーというだけの話でした。



交通・アクセスに関しての話
大阪からの話で恐縮ですが、なんしか梅田で阪神線に乗り換えて、御影まで特急、御影から各駅に乗り換えて、阪神岩屋駅で下車、290円。ピタパが超便利すぎて泣けました。阪神線って、ゆったりしてるけどちょっと寒いです。



ジブリの絵職人 男鹿和雄展-トトロの森を描いた人。
http://www.ntv.co.jp/oga/


神戸展開催概要
http://www.ntv.co.jp/oga/blog/2009/11/06/


■~■~神戸展開催概要~■~■
・会期平成21年12月8日(火)~平成22年2月7日(日)
・休館日月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は開館・翌火曜日が休館)、
・開館時間午前10時-午後6時
(金・土曜日は夜間開館:午後8時まで/1月2日(土)を除く)
入場は閉館30分前まで

・会場兵庫県立美術館3階企画展示室
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1[HAT神戸内])
TEL:078-262-0901

・交通阪神岩屋駅から南に徒歩約8分
JR神戸線灘駅から南に徒歩約10分
阪急神戸線王子公園駅から南西に徒歩約20分
神戸市バス・阪神バス「県立美術館前」下車すぐ
地下駐車場(乗用車80台収容・有料)
●ご来館はなるべく電車・バスをご利用ください。


・主催兵庫県立美術館、読売新聞大阪本社、読売テレビ
・後援兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会
・企画制作協力スタジオジブリ、三鷹の森ジブリ美術館
・協力シマブンコーポレーション、ホテルオークラ神戸、
EPSON、ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント

・観覧料(「男鹿和雄展」「3びきのくま展」両展共通)
一般1,400(1,200)円、大・高生1,000(800)円、中・小生500(400)円

*()内は前売り料金および20名以上の団体割引料金
*兵庫県内在住・在学の中・小生はココロンカードの提示により無料
*障害のある方とその介護の方(1名)、
および兵庫県内在住の65歳以上の方は、当日料金の半額
*コレクション展の観覧には別途観覧料金が必要
(本展とあわせて観覧される場合は割引あり)
*「3びきのくま展」単独の入場券は販売しません。

前売り券は、ローソンチケット(Lコード:55550)ほか、京阪神の主要駅、主要プレイガイドで発売


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